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『Live Musical「SHOW BY ROCK!!」-狂騒のBloodyLabyrinth-』感想


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8/30(Y)、9/2昼(U)夜(Y)、9/8昼(Y)夜(Y)、9/9夜(U)、9/17(Y)……の7公演鑑賞できました。Wキャストの配分が偏りすぎたのはちょっと後悔…。

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グッズについてはこちら。

鑑賞メモまとめ

一応毎回、感想というほどしっかりしてないけど、思ったことをメモしてました。

徐々に内容が薄くなってるのは、毎回同じような楽しみ方をしていたせい……日替りネタくらいは、未来の自分のために詳細を書いておいても良かったかもしれない(今後に向けた反省)。

ということで以下、上記のメモからコピペしたり、そうでなくても内容が被ったり被らなかったり、感じたことを思い出すままにダラダラ。

お話とか演出とか

個人的に映画や演劇に一番求めるのがエンターテイメントなんだけど、今回の作品はエンタメ色が強くて、かなり楽しい☆☆☆歌あり踊りありで、難しいことを考えずに楽しめる感じ! あとは2016年のSB69Mみたいな殺陣があったらさらなる満足。ほらあの、殺陣というか、演武みたいな。あれかっこよかったよね!

脚本的なところ

最初に出てたあらすじに、「思い出のあの場所に、オレ達は辿りつけるか!?」とか書いてあって、そういえばシュウ☆ゾー君も昔、思い出じゃないけど似たフレーズで、約束がどうとか言ってたような…『InSight』でも「あの場所にたどり着ける日まで」とか歌ってた…って思いを馳せてたけど、そんなことは全く何も関係なかった。

去年の公演はアマテラストにフォーカスして、それって「SHOW BY ROCK!!」ってコンテンツの本筋にわりとがっつり絡むというか、そもそも原作でやれよというか。(それとも、もうやらないのかしら…)
そんな感じで、鑑賞前にある程度の作品知識はほしいかなってところだったり、何なら2.5舞台は苦手かな…って原作ファンにもツライところだったんじゃ…って思うけど、今回はそういう掘り下げというか設定紹介というより、キャラクター同士をぶつけた化学反応的な…? いい意味で当たり障りないのは良かった気がします。うん、シュウ☆ゾー君の約束はアプリで待とう。

物語の発端も、クロウ君が親から「あと1年やってダメだったら諦めろ」って宣告されて、焦って…って感じだけど、きっとこの事件って、実はいつもやってる親子喧嘩のくだりなんじゃないかな、って思ったり。クロウ君も、多感なお年頃だし、その場ではショックを受けてこの世の終わりみたいな顔をするけど、普段はご飯食べてお風呂入って寝て起きたらお互いにすっかり忘れてるんじゃないかなぁ。今回はその前にメイプルちゃんの悪巧みが合わさってしまって、あらぬ方向へ……みたいな。
そんな風に解釈してるので、東京千穐楽からラストに追加された演出は、個人的には蛇足かな……きっと次の週には「今度のライブでチケット完売できなかったら諦めろ」とか、また発破かけられてループしてる。

そんな感じで今回は原作本筋にはあまり影響せず、登場キャラクターも20人くらいいるけど、基本的にバンドごとの登場だから人間関係もわかりやすくて、初めてだったりあまり詳しくない人でも、あまり戸惑うこともなさそう…と推察。

それにバンドごとのシーンが交互に移るから、誰の出番が多いとか少ないとかを感じなくて良かった。一応クロウ君が主人公だから彼単体の描写も特別にあるけど、クロウ君ばかりって印象もないし、「クロウ君のお話」って印象も残らなかった。
それぞれのバンドが始終入れ替わり立ち替わりドッタンバッタン大騒ぎで、スラップスティックっていうのかな、あの辺のドタバタ感はフカシギミックのキャラクターもいい感じにハマってた気がするね。

それからジューダスJr.が、去年はジュニアだったけど、今回はアンサンブル(その一環としてジュニア役も担う)って感じで、そういう意味では出番多かったなぁ~、よく動くし。

演出的なところ

演出面ではプロジェクションも華を添えていて、特にクロウ君が悩みや葛藤を歌うシーンで背景ボードの模様に沿って光の流れるのは、張り詰めた糸をつたうようで不安や緊張感を掻き立てて、雰囲気すごいよね。

投影する内容も、開演前はカラフルなコンテナが積まれた港の風景が表示されていたけど、本編中は基本的に黒1色の影絵で、情報量が抑えられていてうるさくない感じ。
ライブシーンでは以前からのイメージPVみたいなのが流れるけど、シンガンホワイティーズのときはひたすら真っ白な雲の浮かぶ青い空が流れていく爽やかな背景がいい雰囲気だった。
終演後はみんなのお顔パネルがモザイクみたいに敷き詰められててかわいい……あのお写真は、肩や手の上にミニキャラを乗せていたのがまたかわいい。あのままプリクラシールにしてほしい。

あとプロジェクションの演出では、メイプルちゃんの、最初の登場シーンとかラストのライブ前の退場シーンとか、コミカルな感じが世界観にとてもマッチしてたと思う。特にラストの、人からシルエットになって、シルエットからボゥンってタマゴになるのは、メイプルちゃんの曲の余韻と、「楽しみはこれからだ」って募る期待と、それが折り重なる場面転換のアイキャッチとして、とても印象的。あのタマゴのキャラクターは、他のミューモンと同じ存在であると同時に、SHOW BY ROCK!!って作品のアイコンでもあるからね。

そう、そのメイプルちゃんだけど、やー、やっぱりミュージカルパートは別格。

序盤で「時間だって盗めそう、3日は奪えそう」って歌っておいて、最後には「君の時間は誰にも奪えない」って歌ってるのは、ひゅーーーーぅ!って感じ! 歌詞はうろ覚えだから間違っていても許してほしい。それはそうとして、文脈が違うから単純に抜き出して並べるのもアレだけど、最初のも華麗なテクニックを歌っているわけで、つまりショウ的なアレソレと解釈すれば、真逆のことを言っているようで実は同じ意味ってことでしょフォーーーーゥ!
シュウ☆ゾー君の「黄金機械式時計」を連想します。このギターの能力は「時間加速」ってシュウ☆ゾー君は言ってたけど、きっとそれは、トライクロニカのライブに参加するとあっという間に時間が過ぎて、えっ?もう次が最後の曲?早すぎない??ってなっちゃうんじゃないかなって個人的に解釈してて、奪えそうだったり奪えなかったりするのも、きっとそういうことなんじゃないかな。永遠が一瞬で、一瞬が永遠になるような。

そんな感じで、全体的にミュージカルパートが充実してた印象です。
曲数的にはもしかしたら去年と大差ないのかもしれないけど、あるいは1曲あたりの長さが長かったのかな。
それにお歌が全体的にキャッチー☆シンガンホワイティーズの「スポンサー様様~」とか。それから、上演から少し経った今でも日常のふとした拍子に、「悲しいね…ボクのいないライブ」って脳内でシュウ☆ゾー君が歌いだしたりする。

後半の、シンガンのもとにマロがやって来てロムがブチ切れてクロウ君が一人になるところの、あの曲のシーンも象徴的で印象的。『I'm A Fire Of The Rock』にクロウ君の叫びが替手みたいに絡みつくのとか、動きでも、10人近くが一斉に歩きだして交錯するのに、みんな迷いなく自分の進む方を向いていて、その真ん中でどこへも進めず立ちすくむクロウ君ってクロス・アンヴィヴァレンスな演出が王道コントラスト。
あと、そこそこシリアスなシーンなのにアレだけど、ここはいつもロム君の早着替えに感心する…。

お気に入り

個人的な一番のシーンはMIDICITYからBigHillCityのレースシーン!

車に乗るのに、窓に腕をかけたりハコ乗りしたりする舞台は良舞台だと思います。ハコ乗りはしてないけど。
ポンコツ車は右ハンドル、高級車は左ハンドルっていうわかりやすい記号も良かった。

そういえばヤイバ君の車は、序盤で「ブレーキを踏んでも加速するばかり」って言って、いやそれただの踏み間違い……こっちのシーンでは「ブレーキを踏めば止まる当たり前の安心感」って、あー、つまり高級車には踏み間違い防止の自動運転技術が採用されているってことね!
…って感じに、ここ以外にも各所に細かいツッコミどころ満載なのも楽しかった。DVDなんかで、みんなでワイワイしながら見るのも楽しそう。

それで、キャスター椅子の水平移動で車を表現しているわけだけど、捌ける時とか移動するのに一回転しながら動くのが、遊園地のコーヒーカップみたいで何か楽しい!
特にフカシギミックの、先を走る2台に気づいて「もしかして!?」ってめっちゃウキウキしながら、くるりーんって飛んでくのが楽しそうでとってもかわいい。
みんな尻尾を股に挟んでるのもかわいいよね。別にかわいいからじゃなくて、そうしないと轢いちゃうからとか、もっと実利的なことだろうけど。

その後の、ラインダンス~シュウ☆ゾー君乱入~ゴォーーール☆☆☆…のハチャメチャカオス展開のお祭り騒ぎは、悩み事も忘れてしまうくらいに愉快な気持ち!

衣装

衣装は好きで、いつも心の中で「ヨシダミホありがとう☆☆」って思ってます。

シンガンはお着替え多かったね!
私服とホワイティーズとクリムゾンズ。いつものお衣装は「ステージ衣装」ってメイプルちゃんが言ってたから私服ではない…?
ホワイティーズは、ヤイバ君のお衣装が、イラストの時から気になっていたけど、アジアンテイストがちょっと珍しくて我が家で好評。アイオーン君も、裾をばっさばっさと翻すのが、新しい服に興奮する幼子のようで楽しい。

しかし、2年前から秘かに思いつつも今さら吐露するけど、カイ君のシャツのは比翼仕立てにならないかしら……原作もアニメでもツインズで前立てのデザインは違ってて、きっとノータイだったり袖を捲くってたり着崩している分、フォーマルでドレッシーな比翼仕立てのシャツを合わせてバランスを取ってるんじゃないかと思うのだけど、しかし「シンプルデザイン」イラストでは、胸元に何もなくて寂しくなったのかボタンの描写があって、ぐむぅ。

舞台美術

変に仰々しいものはなくて、背景の壁とか、板に置かれたいくつかのボックスとか、キャスターつきの丸イスとか、シンプルで色んなものに見立てられるものばかりで好き。
特にライブでは、前方に置いたボックスがステージモニターみたいで、足をかけてギターを弾いてたり、何かかっこいい!

そう、そうやって全体的にシンプルなだけに、シュウ☆ゾー君の乗って出てきた装飾も凝った大層なフロートがネタとして際立って、このシーンのためだけにこんな乗り物と大ウチワを拵えたのかと思うと、大いに笑う……こういうギャグはいいよね。

シンガンクリムゾンズ / シンガンホワイティーズ

事務所でのメイプルちゃんの悪だくみシーンで、挙動不審な社長に対して、ロム君の「やっちまえ!」って号令でみんなで襲撃するところが好きです。何というか、4人の関係とかノリとか、その辺りの具合がとてもツボ。

ホワイティーズは、事前に役者さんたちが「すごく悩んだ」って仰ってたけど、たしかに迷走が感じられる……でもそれが狂騒に繋がって「らしい」のかも。

とりあえず「スポンサー様様~♪」とか、調子に乗ってる時のウザさはすごくいいね!
前回の出演料100万サウンドルについて、焼肉弁当で考えていたアイオーン君はやっぱり今回もゴハンに言及するし、パチンコの大当たりで換算していたヤイバ君は今回もゲームやらパチやら、中身は変わっていない安心感。ヤイバ君はお酒もタバコもギャンブルも手を出してるよね…。

ロム君がブチ切れて出て行って、調子に乗りすぎたってヤイバ君もアイオーン君も後を追って、それでクロウ君を拾ったところの車内の会話の雰囲気も何だか印象に残る感じ。クロウ君が「オレさぁ…」って今まで言えなかったことをやっと打ち明けて、きっと二人も何となく察してて、過ぎたことだし「よく聞こえない」とか「もっと声を張れ」とか、暗に気にすんなとか元気出せとか言ってくれる、等身大の会話って感じで、間柄が伝わってくるよね。

ライブはホワイティーズとクリムゾンズで1曲ずつ。

『光ノTSUBASA』は、伸びやかな歌声がとてもいい感じのさわやかソング!

パフォーマンスも、激しく動いたりはしないけど、観客は意識してその場で大きく腕を振ったり、踊らないアイドルみたいな。アーティスト転向したアイドルみたいな。何かそんな印象。さすがジューダス・プレゼンツ・ライヴ。

そんな感じでクロウ君はわりと乗り気というかやる気ある風なんだけど、他3人は無理やり引っ張りだされたからか、棒立ちだったり何かつまんなそうに演奏してるようにも見えてちょっと笑う。Cメロっていうのかな、クロウ君が、前を向いて歌ったままで隣に立ったヤイバ君やアイオーン君の肩を組むと、組んできた腕を見て「えっ!?」みたいな反応したりして。

でもヤイバ君も、徐々に体でリズムを刻みだしたり、後半じゃアイオーン君も軽くステップ踏んでみたり、それで楽屋のシーンに繋がっていくわけだけど、面白いね。
クロウ君もライブ後に、「コレ、イケてなぁ~い?」ってノリノリに言っちゃった後で「はっ!?」って我に返ってるし、好機と捉えて前向きだとはいえ、あくまで割り切ってやってるつもりだったんだろうな。

『Last Flower』は、東京千穐楽の時のパフォーマンスが特に荒ぶっていた感じがする。
大トリなシンガンのライブは大抵そうなんだけど、後ろの壁にステージショットが投影されるものだからエンディングテーマを聞いている気持ちになって、ちょっとしみじみしちゃうんだよね。あぁ、このシーン…あのシーン…いい……みたいな、ね。

トライクロニカ

愛を届けるトライクロニカいいよね……いつまでも見ていられる。

ジューダスJr.も、背景や添え物じゃなくて一緒の目線でワイワイしてるのが良かった。
ぉこなシュウ☆ゾー君がラジオを放り投げて、キラッ☆ちゅどーんでみんなして吹っ飛ぶのとか、「ちょっぴり強引なロジックだけど、納得できなくはないかな☆」て聞いて「「「「「「やった!!」」」」」」っていうのとか。こんなところでうっかり去年のFESのネタが出てくるのにはニヤリとしちゃう……今回もアンケートで印象に残ったシーンの設問があったし、また名シーンブロマイドがアプリに実装されたりしないかな。もちろん去年のを知らなくても普通に楽しいシーンだし、こういうさりげないリピーター向けサービスっていいよね。

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それでお歌に移るけど、総勢7名の統率の取れた動きも見応えがあってキュンキュンするね! 胸の前で作ったハートマークを振り撒くのが好き。
シュウ☆ゾー君の浮き輪投げは毎回ドキドキハラハラだし、あれは受け取る側もだけど、投げるシュウ☆ゾー君もなかなかのセンスが必要よね、さすが球技大会の時は魔球を投げていただけあって、コントロールもミラクルだね。

しかしシュウ☆ゾー君は、自分の知らないところで事務所主催の大きなライブが開催されて、そこで取った行動といえば無言で情報源のラジオを壊して力ずくで乗り込むっていう、まるで子どものよう…。たしかに出演依頼は受けていたけど、でもクルーズを理由に断ったし、でも例のライブの謎のニューバンドが出るって知ってやっぱり無理やり出演して、相変わらずのワガママっぷりで。

でもツインズ提案の○○ゲームにはたじろぐし、そこへやってきたジュニア達に「助けに来てくれてありがとう☆」なんて口走っちゃうし、いつもはシュウ☆ゾー君の方が振り回す側だっていうのに、双子強い。

そういえばシュウ☆ゾー君はアプリコットフィールドのことを知っていたのかなぁ。
ロム君は憧れを持っていたけど、メイプルちゃんも大きな仕事がワンサカ舞い込んでいる中でもマロをメンバーに会わせたり、じいも若い連中に説明するのに何だか遠い目をしていたり、いくばかりか思い入れがありそうだった。

ライブでは、今回は何かひたすらカイ君のドラムプレイを見ていた気がする…。

『Get the sound』はドラムかっこいいよね!!
あと、サビではリク君がぴょんぴょんぴょんぴょん…ってしてるのがかわいくて、同じリズムでライト振っちゃう。

『胸騒ぎ☆Just Paradise』は、歌いだしの「暑い波間のhighway~」からカイ君は立ち上がって抜群スマイルで腕を振ってくれるので、こっちもマネしてペンライトを振りながら笑顔になるーードラムスティックとペンライトで形状が似てるから、シンクロしてる気分になれるよ!
昨年公演から演奏されていたのもあって、この頃は曲を聞いただけで腕を振ってるカイ君の姿が浮かんできます。
あとシュウ☆ゾー君が、「願えば叶うよ so that」って歌詞を「願えば叶うよ、そーだっ☆」って発音で歌ってるのが良かった! ここってその前の「溶け合ったみたいに七色のソーダ」と掛かってるけど、シュウ☆ゾー君の歌詞ってそんな言葉遊びみたいなのが多くて楽しい。

『キミと☆Are You Ready?』は、曲としてはトップクラスに好きなんだけど、回替わりの関係で2回しか聞けていない…。
2番の「今日は前髪うまくできた☆」のところでカイ君が振り付けてて、とびきりプレシャスなの!!
サビ前の「どびれっげらっ、イェー!」とかのコーラスは、叫んでいいものかどうか何となく悩むね。他にもサビ中の「イェー!」とか、『胸騒ぎ☆Just Paradise』だと「Rainbow」「Heaven knows」とか、それこそライブとしての興行ならともかく、あくまでミュージカルだと思うと悩むね…。

アルカレアファクト

チタン君が秘密を打ち明けていない時系列でした。
いろいろ悟られないように話を合わせるチタン君はアプリの時から面白いので、ミュージカルでも見ることができて楽しい。ただアプリエピソードは、7話実装後に出たイベントエピソード(ミディシアンズとか)でも他メンバーが把握してるともしてないとも取れる感じに上手いことやってるので、こっちでもあからさまに「チタンがバイトなんか、するはずないよね♪」なんて言わせず、チタン君が一人でコソコソやってる程度でも良かった気もする。あとあそこは、アルゴン君がポケットのことを「ポッケ」って言うのがかわいい。

それで、何やかんやでシンガンホワイティーズをライバル認定して、見てる時は何となく流してたけど、今にして思えばすごい勢力構図だ。

楽屋に乗り込んでいって、「白い衣装はおれたちのものだ」とか、それを後ろを向きながら言うチタン君はギャグなの本気なの……正面から見るとみんな白く輝く衣装だけど、後ろからだとチタン君だけ黒い衣装に見えるの、象徴的でかっこいいよね。アニメの時も、洗脳された3人(白)と向かい合って立つチタン君(黒)の構図がかっこよかった。

ミュージカルパートでは、途中でじいがシルエットになるのはいいとして、浮遊したり増殖したりはやりすぎじゃないかな……あそこは立ち位置の被るじいをアルゴン君がぽいってするけど、被ってるのも去年のネタを受けてのアレで、ちょっぴりニヤリズム。
歌詞の方も、高級焼肉店といえば芸能人御用達のイメージがあるし、そりゃあ焼肉にはタレがほしいし、そこへいつもどおり「黄金の」って付けただけで途端に庶民のお茶の間感が溢れるってギャグは本当に高度すぎて、むしろ感心する。

それから、「シンガンホワイティーズに挑戦状を叩きつけてやる!」っていうのは、もしかしてコラボ先のLIONトップスーパーNANOXネタなのか…?って3回目くらいに気づいたんだけど、それから意識して改めて見てみても、やっぱり数少ないシリアスなシーンで、笑って良さそうなシーンじゃない…。まぁホワイティーズも全然受けて立たないしね!

その後のレースシーンではチタン君だけなぜか自分の足で走ってて、ツバ吐き掛けられたり挟まれたり煽られたり、最後もジャスタウェイクでトップに躍り出たり寸前でシュウ☆ゾー君に押し退けられたり、なかなか美味しいポジション。
でも、嫌だな、かわいそうだなって思う人もいるんだろうなぁ。っていうのも、昔、PBWってジャンルのゲームで、「(NPCだけじゃなく)自分のキャラクターもゲームのショートストーリーに登場できるよ!」って企画で、「制作者的には“おいしい”と思っての扱いでも、人によっては“貶された”と感じる場合があるかもしれません」って注意書きがあって、ギャグって難しいなぁって印象に残ってる。
ゴール直前の「ジャスタウェイク!」で何故か拍手が起こるのにいつも笑っちゃうんだけど、でも何かわかるというか、何故か拍手しちゃう。

ライブでは、今回は何となくアルゴン君をよく見てたんだけど、首をぶるんぶるん振って、細かく激しく彼は動くね。そういえばたしかに、彼だけじっとしていなくて画面から見切れていたり、荒ぶってブレてたりする画像もいっぱいあった。これがアルゴン君の演奏スタイルなんだなぁ~。

それで、『ジャスタウェイク』とか、最後のサビの前でふっと静かになって伴奏がピアノだけになるところ(Cメロ?)、それまでガシガシ鳴らしてたシンバルを、覆い被さるようにガッと押さえて音を止めて、そのままドラムセットの上に突っ伏してる姿がすっごいセクシーでゾクッとする。

あとアルカレアファクトのライブは、ペンライトの海がやたらカラフル…笑。
シンガンやトライクロニカはバンドカラーとボーカルのメンバーカラーが被ってるのもあるかもしれないけど、でもほとんど赤1色だったり緑1色だったり、あるいはホワイティーズもほぼ白1色だった。フカシギミックは、バンドカラーはオレンジなんだ!ってところからの人も多かったよね、きっと。
そんな中でとってもカラフルだったんだけど、アルカレはキャラカラーがそれぞれの髪の毛の色と同じでわかりやすいのもあるかもね。メンバー本人たちもちゃんと認識していて、アルゴン君が絡みに行くのもピンクのライトを持ってる人だったとか、セレン君はオレンジライトの人にお金を手渡してたとか、人から聞いた。

フカシギミック

初登場バンドだけど、原作アプリの方でも比較的新しい方のバンドで、エピソードやブロマイドの蓄積も多いとは言えず、そういう意味では、まだ馴染みのないバンドではあったフカシギミック。

肉体言語系コミカルバンドで、それが舞台全体のドタバタコメディを一層引き立てていたんじゃないかと。シャッキーがボコられ役だけど、本人も反論しつつも根に持たずカラッとしてて、見てても嫌な気持ちになったりしなくていいね。何だかんだ、みんな対等にワイワイしてる感じ。

マロは、カニカマとかボコとかって印象が強いけど、話したり動いたりするのを見ていると、そういえば彼って未就学児みたいな素直さとか無邪気さがあったなぁって思い出したり。天真爛漫だけど、シンガンのもとを訪ねる場面では終始お行儀よくしていて、何かかわいさがある。
それからイラストとかでは気づけなかったけど、壁に落ちる影なんかを見て、顔のシルエットもカニになってるんだーってちょっと感心。側頭部のカニ爪はもちろんなんだけど、カニ身風のアホ毛カニの目玉に見えてきたよ。

ゲ・フロッチは動きが面白い。どこか胡散臭さもあって、まるでキツネだ…。
アプリの時から「何言ってんだコイツ…」ってところがあったけど、その印象はそのままで、わr…いや、やっぱりダジャレは笑えないかな…。
シャッキーのこともめっちゃボコる。マロとゲ・フロッチと、ボコる頻度は半々くらいな気がしてたけど、ゲの方がいっぱいボコってるように見える。でもバイオレンスっていうんじゃなくて、ちゃんとコミュニケーションな感じ。

シャッキーは、ヤラレ役がハマっていて味わい深いキャラクター。
「お笑いには一家言あるし担当するなら絶対にボケだけど、組んだ相手が重度の天然ボケすぎてツッコミに回らざるを得なかった」って第一印象なんだけど、そういう振り回されてる感は良かった。
もっとも彼も彼で相手に強気に出たり、自己主張もちゃんとしたり、一人にすると調子に乗ってそうなのも面白い。そうすると他の二人にボコられるわけだけど、そう考えるとやっぱり彼もボケなのか…?
トライクロニカへの出演依頼は初っ端からドゲザする潔さもいい。あそこの翻弄されっぷりも面白かったなぁ。
お笑い関係も、謎かけとか毎回感心するよねぇ。

フカシギミックの路上ライブ後の、マロがクロウに幻滅してボコるシーンでは、シャッキーとか慌てたような不安そうな顔をして見ていて印象的だった。突然ボコって事情がわからないし、相手だって何もやり返せずにフラフラしてるし…。
元々クロウ君だって、普段からロム君の鉄拳制裁を受けているから、多少ボコられる程度なら慣れているハズで、それを言い返したり後を追ったりもできない程にやられたのは、マロはマロでわりと本気でボコったのかな…とも思った。や、もちろん言われた内容が図星だったのが一番だろうけど。
普段シャッキーをボコるのはあくまでコミュニケーションで、だからシャッキーだってボコられてもピンピンしてるのかな、って。

ライブの方は、歌声がオリジナルの印象と変わらなくて、すごい!ホンモノ!!

マロの、足を前後にして、何なら交差させた立ち姿で歌うのが、程よい抜け感で何か好き。一方で『1/300000000』のイントロとか、振り付けてるのもファンキーでいい感じ。

ゲは動き回ってバックダンサーと一緒に踊ったり飛び跳ねたり、とってもパワフルで、一方でコーラスや自パートのボーカルも取るし、意外と歌声は綺麗だったり、エネルギッシュ。 

バックダンサーも応援団風で、それも何だか妙にマッチしてて良かった。正拳突きとか旗振りとか。サングラスで表情が見えないのが、またいいね。

シャッキーはね、何か仕草がカイ君と似てて気になる……我ながら酷い注目理由だけど、こう、両手のドラムスティックを縦にピンと立てて振って、観客を煽るのとか。体格もマッシヴなわけでもないし。あとたぶん、アプリエピソードでドラム対決してた*1のに引き摺られてる。
ゲ・フロッチと同レベルのダジャレを吐いて、ノーリアクションからのキュー出しの「ひ、ふ、み、よ」いいよね。

そう、シャッキーはね、アプリではカイ君とそれなりにがっつり絡んでたことがあったんです。だから今回どんな感じに関わるのか少し気になっていたんだけど、あからさまに「はじめまして」ってわけでもなく、いい感じでした。

ツインズ

ツインズはツインズで語りたい。
今回は二人一緒の場面が多くて、ペアというかコンビというかニコイチというか、始終そんな感じでわたしに嬉しい…☆☆☆

一番のシーンはMIDICITYからBigHillCityのレースシーンって言ったけど、ツインズに限って言えば最&高のシーンがまだまだもりもり盛りだくさん。
そのレースシーンだって、他のみんなが必死に走ってきたのを、いつの間にか先に着いててゴールテープを持って待ってるって、おいしい…。

その中でも特にどのシーンが1番か、そんなの決めかねるし、聞かれる度に違うシーンを日替りで答えてしまうに違いないんだけど、あえて選ぶならやっぱり愛を届けるトライクロニカのツインズパート……「シュウ☆ゾー君がやっぱり一番☆☆」ってところとか、指を「一番」にして向かい合って飛び跳ねて、弾けるレモンがスプラッシュスター☆☆☆
お歌の始まってすぐも、シュウ☆ゾー君の投げキッスを取り合ってもみくちゃになってるのは子犬がじゃれあっているみたいで実にいいです。
その後の、海からの夢銀河ツーリストをおもてなしする姿もめっちゃ楽しそうで、ゲームはゲームで実際ちゃんと楽しいんだね。

あと、道に迷うクロウ君の背後をライバルたちが代わる代わるなシーンでも、ツインズは両脇から登場してセンターでジャンピングハイタッチするの良すぎる……屈託のない笑顔がクロウ君との対比にもなっていいよね。
「最高のロックで~」って歌いだしはいつも「さぁ行こう!」って聞こえる。「さぁ行こう!」って言えるのは、目指すべき道がわかっているからだよ。

今回はシリアスなシーンもほとんどなかったせいか、フレッシュでエネルギッシュなパワーに溢れていて、見てるだけでこっちも笑顔になっちゃうね!
体つきは他の人と比べて華奢な方だけど、その細っこい体を目一杯広げて高く飛び跳ねて、そういうアクションが実に良かったです。映像じゃなくて舞台だから、微妙なニュアンスの細かい所作より、体全体で表情を作ってほしい。

他に細かいところだと、長い船旅の退屈しのぎにオススメないつもやってる○○ゲームとか、ライブ前の自己紹介とか。「愛してるゲーム」は刺さった…。

自己紹介、良かったね。変に捻った回答じゃなく、ちゃんと基本の設定をしっかり披露するのはとっても好感度が高いです。「苦手なことは頭を使うこと!」とか、「将来の夢はシュウ☆ゾー君みたいなアイドル!」とか。ファンはそんなこと知ってるだろうけど、そうじゃない人たちにも知ってもらえて、実によろしいことと思う。欲を言えばカイ君は、「シュウ☆ゾー君みたいなアイドルになりたい」じゃなくて、「シュウ☆ゾー君になりたい!」って言っちゃってくれたらよりよい。
シュウ☆ゾー君大好き!ってカイ君に対して、「そんな兄さんが好きだよ」ってリク君も本当いい。わかる、そういうとこあるよねリク君って…。

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フィナーレの『I'm A Fire Of The Rock』でも、その時によって立ち位置が一緒だったり離れていたりだったけど、一緒の時はアルプス一万尺とかやり始めて、きっとこれも「二人でいつもやってるやつ」の一つなんだろうなぁ、ひゅー!
「1つになろうぜ」って、1列に並んでみんなで左腕を上げて同じ動きをするのに、カイ君だけ、隣のリク君と肩を組むために、一人反対側の腕を上げているのもグッと来た。

カイ君

カイ君はブロマイドとかのビジュアルでも、2017年5月から比べてカイ君のイデアにどんどん近づいていて、とってもカイ君…☆☆☆

演奏している姿が本当に生き生きして楽しそうで、スマイルが素敵!
それから上手の通路寄りのお席だった時に、ライブ前に駆け抜けていくカイ君がめっちゃいい匂いした!!

あと、お兄ちゃん感があってよかったね。ジュニアみんなといる時も、リク君も含めた6人のリーダー感。
何かあった時にちょっとアタフタするのも楽しい。この辺は演じている、るい君の人柄もあるんだろうなぁ。

でも初日の「好きな食べ物は切干大根定食!」はいいのか?いいか……ちなみに、カイ君は以前は雑誌*2で「ハンバーグ!」って即答でした。

リク君

リク君は今回Wキャストだったけど、鑑賞したのはゆうたろう君5:うさ君2で、バランスが悪かったのはもったいなかったかもしれない。

ゆうたろう君は本当に成長したね……去年の本公演中の伸び率がやばかったので、それと比べると今回は安定していたけど、でも発声も声量も動きも大きくなって、去年の5月から見守ってきたわたしも鼻が高いよ…って、後方彼氏面をする勢いです。

ゆうたろう君のリク君は、何というか、現代っ子っぽい雰囲気が好きかな。時折見せる辛辣な態度も、リク君自体が最初期は「冷徹な性格」って紹介されてたこともある*3し、個人的にはアリかも。それに、兄のカイ君に対してはちょっと図々しいくらいが、兄弟っぽくて個人的にはちょうどいいなー。

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もうちょとここがこうだともっと良くなると思うかなー、っていうのはもちろんあるけど、それはそうとして、ぜひ今後ともリク君のプレシャスなお友達でいてほしいです。

うさ君の方は素直でまっすぐな演技で、ちょっと控えめで穏やかな雰囲気のリク君。ピュアな感じで、安心して見られるというか。
うさ君のリク君も、お兄ちゃんのことも大好きなリク君で実に良かった…。

ゆうたろう君もうさ君も、古着とかお洋服とかお好きだそうで、その辺りはリク君も受け継いでもいいんじゃないかな…なんて思います。
元々、「一緒に買い物に行くとリクが適当に服を選んでくれる」ってカイ君も言ってたし*4
SHOW BY ROCK!!は役者さん由来のプチ設定も多いし(クロウ君が飛行機ダメだったり、ヤイバ君がゲーム上手だったり)、そうでなくても身近な人の好きなことには興味が湧いたり自分もハマっちゃったりしがちだし。

その辺はとりあえず、個人的な妄想のネタとして、当分は楽しみたい所存です。

*1:「TSUKIZATO YAMA ROCK FES '16 Autumn」イベントエピソード『激闘ドラムトライアングル』

*2:『2D☆STAR』(2015/6/12発売) P.23

*3:2013年10月頃には差し替えられた

*4:『2D☆STAR』P.23