CanLya blog

SHOW BY ROCK!!中心にイベントとかグッズとかの感想とかレビューとか

『SHOW BY ROCK!! The Revolution』

2017年10月27日発売!

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SHOW BY ROCK!! The Revolution』
著:水澤なな
イラスト:株式会社サンリオ
出版:KADOKAWA

出たのはまるっと5ヵ月も前で今さら感スゴイけど、ちょこっと感想。

本編メインエピソード

アプリ内のエピソードでの会話はそのままに、表情や仕草なんかを肉付けして奥行きを出した印象です。何気ない仕草についての描写が加わるだけでキャラクターの魅力がぐっと増すね。耳や尻尾がひょこひょこ動くさまはやっぱりかわいい。

あとはわかりづらい部分に解説が入ったりとか、その辺は自分で元々持ってた解釈と合致するとちょっと嬉しい。生で♪ヴ司会者に突然ブチ切れるカイ君は、やっぱり「模範的」ってフレーズが引っかかったんだね。

それで、基本的にセリフはそのままなんだけど、ある程度の校正校閲は入っていて、増えたり削られたりもありつつ、いやここのリク君の心の中のツッコミは残した方がいいのでは、とか、テレビ出演でツインズの自己紹介が入るのはグッジョブなんだけど欲を言えばカイ君のはいっそ敬語一切カットの方が…いやでもしょ〜とアニメもこんなもんだったか…、とか、好きなキャラのことでアレコレ思うのは仕方のないこと。でもカイ君の、シュウ☆ゾー君以外には基本的にタメ口とかはちゃんと明記されていて、そう!それ!大事なチャームポイントのひとつよね!!などと一喜一憂です。

ところでツインズは、カイ君は「シュウ☆ゾーくん」って呼んで、リク君は「シュウ☆ゾー君」って呼ぶので、「はい、シュウ☆ゾー君/くん」をテキスト上で綺麗にハモらせられないのがもどかしいところ。漫画だと口調が違うところだけ2行にしたりとかよくあるけど、何かいい解決法は…。あえてルビを振って2行に見せかけるとか? でも文字サイズは揃わないし、サイズ差が声量に反映されちゃうよねー。小説といえど紙面の文字を見る以上、視覚的な印象も無視できないとは個人的に思うのです(故に太字大文字許容派)。

あと気になったのは、ロム君のシュウ☆ゾー君への呼びかけが「シュウ☆ゾー」から「シュウ」になってたところ。アプリでもトライクロニカ7話では「シュウ」って呼んでるから、当初から変えてきてるのかもしれないけど(初出の3話なんて出たのは5年前だし)、でも「シュウ☆ゾー」って今の名前で呼ぶっていうのは一旦過去を割り切って今目の前の彼を認めているってことだと解釈していたので、何かちょっとブレます。いやアプリでもシュウ☆ゾー君のいないところではむしゃくしゃしてるし、全然割り切れてなくて尾を引いてるけど。
昔の名前で呼び続けるアニメのロム君はいつまでも過去を引きずって過去に囚われてしまって今を見つめることができていないのだと思っていたけど、アニメ設定って訳じゃなく、この時から軌道修正を図っていたのかもしれないね。

それはそうとして、細かい部分では、ここって思ってたノリとちょっと違うなとか、ここってこんな感じだったんだってのはありましたが、大きな雰囲気はほぼ変わらず、受ける印象もアプリと同様のものだったのが良かったです。何だかんだで元が会話劇だから地の文は控えめで、掛け合いの部分なんかもテンポ感もいい感じ。別モノに仕上がってたら嫌だなぁって、この手のものは少なからず不安にもなるよね。

そんな感じで、アプリで既に読んでればわざわざ読まなくてもいいって面もあるけど、7話まで開放するのは結構な労力なので、ライトな人が手っ取り早くエピソードを把握するのにもうってつけなんじゃないかと思います。キャストきっかけでミュージカルを見て作品にも興味を持ってくれた知人に押し付けたりとかね。

発売されたのもちょうどミュージカル公演真っ只中で、メインバンドの基本設定を再確認するのにも一役買ってくれました。
2018年のライブ公演もチケット販売開始だし、またおさらいするのにいいタイミング☆☆

描きおろし挿絵は1キャラにつき0.5〜1ページ程度で、お目当てがイラストだけだとちょっとガッカリかもしれない。

書きおろし外伝短編

オリジナルエピソード。
合宿に来た3バンドのお話で、がっつり交錯して絡み合ったりはしないけど、ほどほどに接点がある感じで基本はバンド毎の並行進行。アプリ本編も3話おきに別バンドとのお話だけど、比率的にはそんな感じ。

「合宿」というとトライクロニカ7話の直後の話にも感じるけど、でもあくまで外伝だし、本編の合宿は合宿で別に出かけるのかな。それとも次の本編エピソードで「充実した合宿だったね☆」なんてしれっと事後報告かな……。

さて内容は、わたしはトライクロニカのファンだけど、ツインズKAWAIIができたので満足です。
ヤイバ君に突っかかるカイ君とか特にかわいいね。悪さしてるのを注意してるようで、「オレだって見たいのに!」ってズレた指摘と素直さが実に魅力的。その後の悪口も、今まで皆んなが触れてこなかった部分にズバッと切れ味ばっちりで、やっぱりあの露出度はMIDICITYでも一般的ではないんだ…。クロウ君なんかは「故に」とかを弄ってくるけど、ヤイバ君と特に親交もなく口癖も知る由もないカイ君は外見メインにディスってくるのがちょっと新鮮。

ケンカするシーンなんかはちょっとツインズが幼すぎないか、とか、シュウ☆ゾー君の接し方も小学校の先生みたいじゃないか、とか思ったりしなくもないけれど、まぁかわいいし、シュウ☆ゾー君の言い回しとかもシュウ☆ゾー君らしいと感じて感心する部分もあったりです。トライクロニカに限らず、どの子もキャラクター性がちょっとデフォルメというか強調され気味なのかな。

しかし「かわいい」は大事です。個人的な見解では、「かっこいい」は完全、「かわいい」は不完全。成長中のツインズはまだまだ不完全だから「かわいい」し、完璧でパーフェクトなシュウ☆ゾー君は「かっこいい」です。そんなシュウ☆ゾー君が、例えば「ウワサノベッタラス」なんて言い出すと、その不完全さが「かわいい」ってなったりもするのです。

ebtenDXパック 同梱グッズ

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1個300円相当の缶バッジ!
単色だし、何となく質素に小さめサイズと思ってたら意外と大きかった。大きいというか、よくある直径57mm。

梱包は厳重丁寧。

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絵柄は描きおろし挿絵のトリミングだけど、一瞬を切り取った感がかわいいですね。ツインズに関しては目線を外したURブロマイドってなかった気がするので、この互いを見やったワンシーンをトリムしたナチュラルスマイルモーメントが実にプレシャス。